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    ボロボロ研究報告

    06/11/07

    某Yセツ学会―別に卑猥な学会ではない―の非金属系研究部会で2件の研究発表をした.この研究部会は年に4回開催される.企業の方の研究発表などはとても参考になるし,大学関係の先生方もきっちり準備してまとまった発表をされる.発表時間が1件40分なので,通常の学会発表よりもイントロダクションから,細かな実験方法,結果や考察まで長めに話されるので,聴講していてかなり参考になる.大体,こういった研究部会に出るには企業だったら企業会員にならなくてはいけないし,大学関係なら学会に入会しなければならない.そのため,全国大会のような一般の人でも大会参加費を払えば聴けるわけではない.その分のプレミアはある気はする.

    しかし,私の場合は・・・申し訳ない・・・という感じ.今日は幹事だったのだが,公募しても発表がなかなか集まらないだろうし,誰かにお願いするのも面倒なので,私が2件行うハメになっていた.自分で進んでハマったのだけど

    1件は月面ろう付の話.発表する材料は存分にあったと思う.しかし,発表準備が不足.上手くストーリーが作れなかった.結局,ろう付の話というのは,供試材とろう材の選定・説明,ろう付方法,その結果としての接合部の微細組織,強度でといって一回り.それが完結したように構成できなかった

    もう1件は大気中でのアルミ/ステンろう付の話.これは,数値解析が間に入るので,ちょっとひねった話になる.数値解析の結果,これこれこうすれば良く付きますよというのだが,最終的な結果がないので,イマイチ,イマニ.しょうがないねぇ.聞いている方々には大変申し訳ない発表だった

    長期海外出張と,国際学会の合間の忙しい時期というのは言い訳になってしまうだろう.
    いつもながら発表準備は早めにと痛切に思った次第

    月空洞論

    「むぅ,この雑誌まだ生き残っていたか・・・」というのは学研刊「ムー」.

    80―90年代,世紀末にかこつけて超常現象ブームがあった.少年マガジンのMMRしかり,また,月刊誌では「AZ」などというのも刊行されていた.90年前後は一つの絶頂期でバブルの反動からか,拝金よりも精神文化ということで新興宗教も活発だった.95年3月のオウム真理教による地下鉄サリン・テロ1)で一つの終息を迎えたかと思う.「ムー」も世紀末,超常現象を取り扱い大変売れた雑誌だったと思う.しかし,よくも世紀を跨いで生き残ったものだ.1982年発刊だから25年.老舗ですね.

    かくいう,私,思わず7月号を購入してしまった.引きつけられた記事は「月は未来人が作った人工天体だ!!」・・・マジかよ

    NASAや旧ソ連の月面探査で,月面には人工物としか考えられない地形が多数発見されているという.40m以上の尖塔やフラードームもあるらしい.いや,ショック.フラードームを月面に建設する為の研究開発をしているというのに既に立てられていたとは・・・.
    そういった不可思議な構造物や現象はNASA TR R-277, NASA Goddard Space Flight Center (1968)に所収もされているという.いや,知っていればコピーをとっておくべきだった.で,1960-70年代のApollo計画や1990年代の
    Clementine計画で撮影された月面写真には人工物と思しきものは全てボカシが入っているという(--;).

    月が直径で地球の約1/4で,他の惑星とその衛星の比べて非常に大きい.このことが月の起源について諸説が出ている原因の一つでもある.その上,月の質量は地球の1/80だから,実は月は空洞天体で,内側は異文明の空間になっている・・・らしい.Apollo-12が人工月震を起したところ,揺れが1時間続いたというのが空洞天体の証左・・・らしい.

    月の直径が1/4ならば体積は(1/4)3=1/64.質量が1/80というのは桁として悪くは無い.Siなどの軽元素などの構成比が多ければ,無理の無い数字.それで空洞惑星といわれてもねぇ.月震のほうは実験条件によるし,プローブの据え付け方とか,センサ感度にもよるからねぇ.

    今年の夏,JAXAは月周回衛星「SELENE」(愛称「かぐや」)を打ち上げ,本格的な月探査に乗り出す.月表面の元素組成、鉱物組成、地形、表面付近の地下構造、磁気異常、重力場の観測と盛り沢山なミッションをこなす.重量3tを越えるちょっと大きな衛星.小分けにしたほうが良かったのではなどと考えてしまう.それは置いておいて,この月探査機により地形や地下構造,重力場などが詳細に観測されれば,月が異文明による人工天体かどうか判明すると期待される.すでに自明・・・?(笑).おしむらくはLUNAR-Aも投入して欲しかった.既に中止となった月探査衛星だが,月面にペネトレータを突き刺し,月震による月内部構造の同定を行うことを目的としていた.

    いや,実はLUNAR-A計画中止は月異文明を刺激させない為の陰謀!?(笑)

    もしかして,「ムー」の記事は月探査に耳目を集めさせ予算獲得のためのJAXAによる世論操作!?(笑)

     

    1) 「地下鉄サリン・テロ」 : 1995年3月20日に東京の地下鉄にサリンガスが散布された犯行は「事件」という軽いものではない.政府・警察は「テロ」と認識して敗北を認め,今後の防止に努めて欲しい.

    Fudge

    06/04/2007

    米国滞在中に太ると良く言われる.が,どうも私は逆のようで,帰国してからのほうが体重が増えてきている.理由は明白で,間食が簡単にできること.それに,帰国後の食生活が悪い.特に昼に食べる弁当屋の弁当が悪い.向こうにいたときのように野菜食中心の生活にすればいいのだが,冷蔵庫を持っていないので,野菜を貯蔵することができない.早いところ部屋を片付けて冷蔵庫を購入しなければ・・・.

    その上,最近,毎夜毎夜,Fudgeをひとかけらずつ食べている.帰国前にAnnapolisで買ったFudge."Uncle Bob's Fudge Kitchen"で購入.

    Fudgeは砂糖菓子.煮詰めた砂糖を冷やした大理石の上に流し,コネながら,ココア粉やカカオ,ナッツ類,練乳などを混ぜて固めていく.そして最後にHalf inchの幅に切ったりする.砂糖の塊なので,物凄く甘く,物凄くカロリーが高い. ひとかけら食べただけでなんとなく元気がでる.

    しかし,早いところ消費してやめなくては・・・.

    お久しぶり

    06/02/07

    一番出口に近いのは2両目だった.博士課程の3年間は毎日利用していた千代田線根津駅.10年ぶり?よく1時間半かけて横浜から通ってきていたものだ.今日とて藤が丘から1時間半ほどかかった.言問い通の交差点にでると,相変わらず吉野家,赤札堂,京樽.農学部方面に上り始めると,ちゃんこ屋はなくなっていたが,「駅馬車」はあった.そこを過ぎて更に上ると,かつてどこかの銀行の社員寮だった場所にマンションが建っていた.そして,数年ぶりに会う友達が降りてきた.

    某有名建築事務所から独立し,今は弥生町―根津駅から東大本郷キャンパス方面―のマンションで建築事務所を開いている一級建築士.Skypeで連絡を取っていたが,久しぶりに飲み食いしようということになった.今は根津界隈にいるというので事務所兼自宅にお邪魔した.奥様は里帰り中ということで,中年差し掛かりの男二人のホームパーティ.

    手土産にMaryland産ワインのロゼと,根津の京樽で買った寿司.しかし,その必要も無いほど彼は手料理を用意してくれていた.ピータンとクラゲと蒸し鶏の前菜,鰯の唐揚,スープ.もちろん,ビールに枝豆.奥様が作って言ってくれたのかと尋ねたら,全て彼の手作り.これは参った.彼曰く奥様よりは自分のほうが腕が上とか.

    ビールで乾杯.しばし,食して,ロゼで乾杯.もともと第2外国語のロシア語のクラスで知り合った彼なので,お世話になった先生の話をした.それから,最近の仕事の話.一般住宅の仕事を手がけていると聞いていたが,広島の平和祈念公園にある国立広島原爆死没者追悼平和祈念館などの仕事に携わったした彼なので,その延長か,葬儀場,火葬場の仕事も多く手がけているらしい.最近の火葬場はとても近代的施設で,程よく焼いてお骨を拾えるようにするのが技術だとか.確かに高温で焼くだけなら完全に灰になってしまうから.

    もう少し色々話せると良かったのだが,残念なことに,終電逃しはできない.11時半ごろにはオイトマさせていただいた.今日はご馳走様でした.

    しかし,ビールにロゼは効いた.帰りは既に頭痛.