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Astronaut Charged With Attempted Murder

02/07/07

気の重くなる報道だった.
現役のフライト経験もある宇宙飛行士が殺人未遂容疑で逮捕されるとは.もっとも威嚇の為だけの武器携行,しかも,殺人可能な武器といえる武器はナイフぐらいだから,殺人未遂というのは行き過ぎという意見もある.

三角関係のもつれ,あるいは,片思いの妄想か,Lisa Nowak大尉の精神状態や,プロファイリングなど,この2日だけでもかなりの記事が掲載された.「宇宙飛行士もただの人間なのだから・・・」確かにそうだし,だからこそ大きなストレスを与えないように,慎重にケアしなければならない.しかし,綿密に素質と能力を見極めて選抜された,地球の重力から開放される特権を有した人間でもある.自制が働いて欲しかった.

いずれの国の海軍においても潜水艦乗組員は人格者が選抜される,あるいは,人格者が多いという.それは狭小な空間に100名近くの人間が,数ヶ月から1年もの長期間,運命を共同するためだからだそうだ.
 宇宙飛行士も多くて10名弱,少ないときには2名で,より危険度の高いMissionで,運命を共にするため,人格者が多いという.まぁ,そういう人格者で有能な男性が極めて側にいて,長時間を共に過ごせば,恋愛感情も湧くこともあるだろう.おそらくLisa Nowak大尉は積極的で達成欲,獲得欲の強い性格だっただろうから,女性的感情に少し振れたのが,Astonautの中性性に引き戻せなくなったのだろう.Submarinerは全員男性なのでそういうことはない・・・多分ない.

1961年4月のЮрий А. Гагарин少佐の宇宙初飛行から,2006年6月までにフライト経験のある宇宙飛行士は463名.Lisa Nowak大尉も入っている.500名弱,確率的にこういう事態が起こってもおかしくはないのかもしれない.今後,1,000名を超え,常時数十人が軌道上や月面にいる時代となれば,地球上の未遂ではなく,宇宙での殺人が起こることは確実だ.人間が宇宙に初めて出てから46年,人間の本性が宇宙に出るにはまだ至っていないだけでも,良いのではないか.

NASAは宇宙飛行士選抜の精神面のスクリーニング方法を再検討するという.しかし,愛憎という感情は人間本来のもの.それを完全に押し殺すことができるなら,正に"Robochik"で,無情な人間になってしまうだろう.宇宙飛行士はCIAやKГБのAgentではないのだから.MI6の敏腕Agentのようにマティーニを片手に女を口説くようでは困るけど.

Washington Post:
 
Astronaut Charged With Attempted Murder
  Astronaut Suffered 'Mental Anguish'
  NASA Will Review Mental Health Issues